機能素材製造請負

バラス製造

道路用の路盤材として、なくてはならないバラス。 シンニチロのバラス工場では、鉄とバラスの分別やサイズの調整、設備点検、清掃などの一連の業務を担当しています。バラスは製鉄の段階で生じる副産物のため、中には微量の鉄が混じっています。強力な磁気で鉄を引きつけることで、鉄とバラスを分別することが可能です。設備の稼働中はもちろん、稼働の前後にも点検は欠かさず、身の安全と製品の安定供給を常に心がけています。
バラスとは、製鉄の工程で生成するスラグ(鉄以外の金属酸化物やコークス中の灰分が溶けたもの)が固まったものです。
溶融状態では、鉄より比重が軽いため樋を流れる間に上層部に浮上し溶銑と比重分離されます。分けられた溶融スラグは、徐冷、破砕、分別、整粒加工とエージングを施し製品『道路用鉄鋼スラグ路盤材(バラス)』となります。
用途は、主に道路用路盤材(JIS A 5015相当)として活用されています。
バラス製造は、製鉄工程の副産物を使用するため、製鉄における資源を無駄なく使いきることを可能にします。

BN

EV(電気自動車)の放熱材料としても使われるBN。 窒化ホウ素(BN)は化粧品(パウダーファンデーション)や電子部品、車の工業用部品など、私たちのとても身近なところで使用されている自然界に存在しない高機能セラミックです。近年では、EVの放熱材料としても利用されています。
シンニチロでは炉のオペレーションや製品処理、梱包、検査など、製造に関するすべての工程を請け負っています。これらはシンニチロの組織力や経験が認められて一任された仕事です。社外からも高い評価を得られる技術力こそが私たちの強みとなっています。

EV

電子部品

工業用スプレー

化粧品

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