株式会社シンニチロ

高炉溶銑樋(こうろようせんとい)の施工・保守管理

 高炉(こうろ)とは、鉄の原料である鉄鉱石を還元し、鉄のもととなる銑鉄(せんてつ)を生産する設備です。 大型のものでは高さ100メートルを超えるまさに製鉄所の象徴ともいえます。
 高炉で生産された溶けた銑鉄「溶銑(ようせん)」は、溶銑樋(ようせんとい)を流れて次の工程へと運ぶ特殊車両(トーピードカー)に導かれます。
 当社は、この溶銑樋の施工と保守管理を行っています。
 溶銑樋は耐火物で作られていますが、1,500℃以上の溶銑が樋を通るため、損傷や摩耗が生じます。 円滑な操業のためには、常に出銑可能な樋を確保し、樋を正常な状態に保つことが重要です。
 トラブルが発生しそうな箇所を早期に発見し、状態を見極め、いかに的確に補修作業を行うかが鍵となります。
 当社の長年の経験と確かな補修技術が円滑な操業を支えています。

Shinnichiro.Co.,ltd.